R4騒音・振動

R4 騒音・振動特論 問15

問題

下表のように,オクターブバンド音圧レベルの測定結果1の騒音に対して,2で示す遮音処理を行う。対策前後の騒音レベルの差は約何 dB か。

(1)25

(2)22

(3)19

(4)16

(5)13

解説

問題で与えられている音圧レベルは、A特性補正前です。

求めるのは騒音レベルなので、A特性補正に直す必要があります。

実際の試験では、以下のように追記することが良いと思います。

A特性補正後の音圧レベルを対策の前後で合計し、騒音レベルを比較します。

なお、31.5Hzの補正値は約-52dBとなり、音圧レベルとしては無視できる程度なので、表には追記していません。

・対策前

3763Hz+44125Hz=45dB

45+45250Hz=48dB

48dB+51500Hz=53dB

53+581000Hz=59dB

59+632000Hz=65dB

以降は差が10dB以上なので、合計には影響しません。

・対策後

2963Hz+36125Hz=37dB

37+35250Hz=39dB

39+41500Hz=43dB

43+411000Hz=45dB

45+382000Hz=46dB

以降は差が10dB以上なので、合計には影響しません。

以上から、対策の前後では騒音レベルが19dB減少しました。

 


解答.

3


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