問題
製鋼用電気炉に関する記述として,正しいものはどれか。
⑴ 排ガス中の PCDDs 及び PCDFs は,いずれも五塩素化物及び六塩素化物の濃度が高い。
⑵ スクラップ予熱装置に導入するガスの温度は,800 ~ 1000 ℃が一般的である。
⑶ 操業は連続的に行われるため,炉内温度や排ガス温度はあまり変動しない。
⑷ 排ガスの集じんは,乾式電気集じん機で行われることが多い。
⑸ 集じん装置入口の排ガス温度が高いと,集じん後の排ガス中ダイオキシン類濃度が低くなる傾向がある。
解説
(2)スクラップ予熱装置に導入するガスの温度は,300 ~ 700 ℃程度であるため、ダオキシン類が発生しやすい温度帯を含みます。
(3)低い場合は300℃程度、高い場合は1000℃を超えますので、変動は大きいと言えます。
(4)排ガス集じん設備はバグフィルターが一般的であり,ろ過温度は数十~ 250 ℃です。
(5)バグハウス入口の排ガス温度が低いと,処理後の排ガス中ダイオキシン類濃度は低い傾向があります。
解答.
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