問題
厚生労働省(旧労働省)「騒音障害防止のためのガイドライン」に関する記述とし て,誤っているものはどれか。
⑴ 作業場内の騒音評価のために, 1 地点につき 10 分間の等価騒音レベルを測 定する。
⑵ 「A測定」では,作業場を縦,横 6 m 以下の等間隔で引いた交点を測定点と し,床上 1.2 m から 1.5 m の間で測定する。
⑶ 「B測定」では,発生源に近接する作業場所で測定する。
⑷ A測定平均値が 85 dB 未満であれば,B測定の結果にかかわらず,その場所は第Ⅰ管理区分と評価される。
⑸ 第Ⅲ管理区分では,防音保護具を使用する等の対策を講じることが求められる。
解説
騒音障害防止のためのガイドラインでは、屋内と屋外の対策について記載されています。
測定については、A測定とB測定が規定され、共に等価騒音レベルで評価します。
・A測定:作業場を縦、横6m以下の等間隔で引いた交点を測定点とし、床上1.2mから1.5mの間で測定
・B測定:発生源の近接
測定結果の評価と対策は以下のとおりとなっています。
・屋内の場合
第Ⅰ管理区分:いずれも85dB未満
第Ⅱ管理区分:いずれかが85dB以上でいずれも90dB未満
→必要に応じ保護具を使用
第Ⅲ管理区分:いずれかが90dB以上
→保護具を使用
・屋外の場合
B測定のみを実施
85dB以上→必要に応じ保護具を使用
90dB以上→保護具を使用
解答.
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