H28騒音・振動

H28 騒音・振動概論 問12

問題

厚生労働省(旧労働省)「騒音障害防止のためのガイドライン」に関する記述とし て,誤っているものはどれか。 

 

 作業場内の騒音評価のために, 1 地点につき 10 分間の等価騒音レベルを測 定する。 

 「A測定」では,作業場を縦,横 6 m 以下の等間隔で引いた交点を測定点と し,床上 1.2 m から 1.5 m の間で測定する。 

 「B測定」では,発生源に近接する作業場所で測定する。 

 A測定平均値が 85 dB 未満であれば,B測定の結果にかかわらず,その場所は第管理区分と評価される。 

 第管理区分では,防音保護具を使用する等の対策を講じることが求められる。 

解説

騒音障害防止のためのガイドラインでは、屋内と屋外の対策について記載されています。

測定については、A測定とB測定が規定され、共に等価騒音レベルで評価します。

 

・A測定:作業場を縦、横6m以下の等間隔で引いた交点を測定点とし、床上1.2mから1.5mの間で測定

・B測定:発生源の近接

 

測定結果の評価と対策は以下のとおりとなっています。

 

・屋内の場合

第Ⅰ管理区分:いずれも85dB未満

 

第Ⅱ管理区分:いずれかが85dB以上でいずれも90dB未満

→必要に応じ保護具を使用

 

第Ⅲ管理区分:いずれかが90dB以上

→保護具を使用

 

 

 

・屋外の場合

B測定のみを実施

 

85dB以上→必要に応じ保護具を使用

90dB以上→保護具を使用


解答.

4


次の問題だよ~♪

H28 騒音・振動概論 問13問題 騒音の心理的影響に関する記述として,誤っているものはどれか。  ⑴ 道路交通騒音に関して,「非常にうるさい」という反応が生...

前の問題だよ~♪

H28 騒音・振動概論 問11問題 周波数が 125,250,500,1000,2000 Hz である複数の純音がある。それぞれの音圧レベルが 60 dB であると...

目次に戻るよ~♪

H28 騒音・振動概論https://pierre-usagi.com/kougai-h28-souon-shindou-gairon-1/ https...
ABOUT ME
ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です