問題
ダイオキシン類の測定における精度管理に関する記述として,誤っているものはどれか。
⑴ サンプリングスパイク用標準物質の回収率は 70 ~ 130 %の範囲内でなければならない。
⑵ クリーンアップスパイク用標準物質の回収率は 50 ~ 120 %の範囲内でなければならない。
⑶ 得られた装置の検出下限は,四塩素化物及び五塩素化物では 0.1 pg,六塩素化物及び七塩素化物では 0.2 pg,八塩素化物では 1.0 pg,コプラナー PCBsでは 0.5 pg 以下になるように調整する。
⑷ 試料における検出下限及び定量下限は,試料ガスの採取量などによって異なってくるため,測定方法の検出下限及び定量下限を用いて試料ごとに求める。
⑸ 実際の試料の測定において,2,3,7,8‒位塩素置換異性体及びコプラナーPCBs の中でピークが検出されなかったものについては,試料測定時の検出下限を推定し,その値から算出された試料ガスにおける濃度が,試料ガスにおける検出下限以下でなければならない。
解説
得られた装置の検出下限はそれぞれ、下記の濃度以下になるように調整します。
四塩素化物及び五塩素化物 0.1 pg
六塩素化物及び七塩素化物 0.2 pg
八塩素化物 0.5 pg
コプラナー PCBs 0.2 pg
よく問われる数値なので、そのまま覚えましょう。
解答.
3
前の問題だよ~♪
R3 ダイオキシン類特論 問24問題
酸素濃度 12 %に換算した排ガス試料の 2,3,7,8‒TeCDD 濃度(ng/m3( 0 ℃,101.32 kPa))はいく...
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