H30騒音・振動

H30 騒音・振動概論 問13

問題

厚生労働省(旧労働省) 「騒音障害防止のためのガイドライン」に関する記述中, (ア)~(エ)に挿入すべき数値等の組合せとして,正しいものはどれか。

屋内作業場以外の作業場については,音源に近い場所で作業が行われている時間のうち,騒音レベルが最も大きくなると思われる時間に (ア) を測定する(イ) 測定のみを行う。測定結果が (ウ) dB以上 (エ) dB未満の場合には必要に応じ防音保護具を使用すること,また (エ) dB以上の場合には防音保護具を使用するとともに,その使用の掲示をするなどの対策を行うことがそれぞれ求められている。

(ア) (イ) (ウ) (エ)

⑴ 等価騒音レベル B 85 90

⑵ 等価騒音レベル A 90 95

⑶ 単発騒音暴露レベル B 85 90

⑷ 単発騒音暴露レベル A 85 90

⑸ 等価騒音レベル B 90 95

解説

騒音障害防止のためのガイドラインでは、屋内と屋外の対策について記載されています。

 

測定については、A測定とB測定が規定され、共に等価騒音レベルで評価します。

・A測定:作業場を縦、横6m以下の等間隔で引いた交点を測定点とし、床上1.2mから1.5mの間で測定

・B測定:発生源の近接

 

測定結果の評価と対策は以下のとおりとなっています。

・屋内の場合

第Ⅰ管理区分:いずれも85dB未満

第Ⅱ管理区分:いずれかが85dB以上でいずれも90dB未満

→必要に応じ保護具を使用

第Ⅲ管理区分:いずれかが90dB以上

→保護具を使用

 

・屋外の場合

B測定のみを実施

85dB以上→必要に応じ保護具を使用

90dB以上→保護具を使用

 

この問題では屋外でチェーンソーを使った作業などが該当すると思います。このような作業は移動しながら行うので、A測定のような等間隔で測定点を決める方法では、効果的な評価ができないと考えられます。

解答 1

 

次の問題だよ~♪

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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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