H30騒音・振動

H30 騒音・振動特論 問6

問題

一辺が1mの正方形の窓があり,音響透過損失が30dBのガラスが入っている。この窓の周りに一様な幅の隙間があるとき,隙間を透過する音響パワーがガラスを透過する音響パワーと等しくなる隙間の幅は約何mmか。ただし,隙間の音響透過損失は0dBとする。

⑴ 0.0625

⑵ 0.125

⑶ 0.25

⑷ 0.5

⑸ 1

解説

音響透過損失TLは以下の式で計算されます。

TL=10log1/τ

τ:透過率

この式から、τ=1/(10^(TL/(10))=1/(10^(30/10))=10^‐3となります。

つまり、窓を透過するとパワーが1/1000になります。

隙間からの透過損失はないことから、隙間が窓の1/1000倍になれば、透過分と等しくなります。

窓は1辺が1mなので、隙間は1/1000m=1mmあれば良いことになります。

周りに隙間が均等にあることから、0.25mmが1辺の隙間になります。

解答 3

 

次の問題だよ~♪

H30 騒音・振動特論 問7問題 吸音機構に関する記述として,誤っているものはどれか。 ⑴ 多孔質材料の吸音率は,低音域に比べて高音域で大きくなる。 ...

前の問題だよ~♪

H30 騒音・振動特論 問5問題 ダクト断面が一辺500mmの正方形の開口から,音圧レベル100dBの音が放射されているとき,このダクトの途中に厚みが50mm,吸...

 

 

 

 

ABOUT ME
ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です