R2騒音・振動

R2 騒音・振動特論 問2

問題

下図の干渉形消音器において,伝達損失が最も小さい周波数(Hz)はどれか。ただし,消音器内は常温(15 ℃)であり,断面 S の寸法はいずれの周波数の音波の波長に対しても十分に小さいものとする。また,l 1 = 2.7 m,l2 = 1.7 m とする。

⑴ 85

⑵ 170

⑶ 255

⑷ 340

⑸ 425

解説

音などの波動の干渉は、波長が半分ずれると互いに打ち消し合います。

一方、波長がずれない場合(位相が重なっている場合)は、そのまま重なり強い波になります。

この問題では、伝達損失が最も小さい場合を聞いているので、波長が重なる場合を考えます。

 

経路差は、l1-l2=2.7-1.7=1.0mとなります。

つまり、ちょうど波長が1.0mであれば、l1とl2をとおった音が重なり合います。

常温のとき、音速は340m/sなので、波長1mから、周波数は340Hzとなります。

解答 4

 

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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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