R2騒音・振動

R2 騒音・振動特論 問22

問題

ダンパに関する記述として,誤っているものはどれか。

⑴ ハンマ,プレスなどの衝撃加振に対しては,振動を減衰させる。

⑵ 圧縮機などの強制振動に対しては,起動時に定常回転に至る間,あるいは定常回転から機械停止に至る間に機械本体の共振振幅を許容範囲内に抑えるために取り付ける。

⑶ 定常運転時には,ダンパの装着はむしろ防振効果に悪影響を与える。

⑷ 防振ゴムや重ね板ばねのように弾性要素が減衰要素を併せもつものは,ダンパの使用が省略されることもある。

⑸ 摩擦ダンパは,減衰力を正確に与え,長期にわたって同一値を保持するのに適している。

解説

ダンパに特化した問題は珍しいような気がします。

摩擦ダンパは、摩擦力によって振動のエネルギーを吸収して減衰する装置です。

摩擦材と呼ばれる部分がエネルギーを吸収しますが、何度も使用されると摩耗により減衰力が低下してしまいます。

解答 5

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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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