R3騒音・振動

R3 騒音・振動特論 問7

問題

内寸が下図⒜の大きさで,吸音率 0.15 のコンクリート壁面で囲われた工場建屋内に,800 Hz の純音性の騒音を発する機械が設置されている。この建屋の天井と側面の内壁に下図⒝の吸音率のグラスウールを張り詰めると,建屋内の平均音圧レベルは約何 dB 低下するか。ただし,機械の寸法は,無視できるほどに小さいも のとする。  

⑴  2

⑵  4

⑶  6

⑷  8

⑸ 10

解説

対策前の等価吸音面積をA1、対策をA2とすると、平均音圧レベルの変化は以下の式で求められます。

10logA2/A1

なお、等価吸音面積A(吸音力)は、以下のように決まります。

A=Sα

S:表面積

α:(平均)吸音率

まず、対策前の等価吸音面積A1を求めます。

A1=0.15×(5×10×410×10×2)=0.15×400

次に、対策後の等価吸音面積A2を求めます。

床面はコンクリートのままですが、壁と天井はグラスウールが張られています。

音源は800Hzなので、図(b)から吸音率は0.75であることがわかります。

この吸音率は、グラスウール+剛壁(コンクリートなど)+空気層の場合です。

床面と壁·天井で吸音率が異なりますので、平均吸音率を求めます。

平均吸音率を求める式は、以下のようになります。

ΣαS /ΣS

0.15×10×100.75×(5×10×410×10)}/(10×105×10×410×10)

=(0.15×1000.75×300)/400=0.6

以上から、A2=0.6×400となります。

A1A2を平均音圧レベルの変化を求める式に代入します。

10logA2/A1=10log0.6×400/0.15×400=10log0.6/0.15=10log4=6dB

複数素材から成る室内で平均吸音率を求める問題は見たことがないので、個人的には捨て問になっても仕方ないと思います。

 


解答.

3


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