問題
下表のように,オクターブバンド音圧レベルの測定結果1の騒音に対して,2で示す遮音処理を行う。対策前後の騒音レベルの差は約何 dB か。
(1)25
(2)22
(3)19
(4)16
(5)13
解説
問題で与えられている音圧レベルは、A特性補正前です。
求めるのは騒音レベルなので、A特性補正に直す必要があります。
実際の試験では、以下のように追記することが良いと思います。
A特性補正後の音圧レベルを対策の前後で合計し、騒音レベルを比較します。
なお、31.5Hzの補正値は約-52dBとなり、音圧レベルとしては無視できる程度なので、表には追記していません。
・対策前
3763Hz+44125Hz=45dB
45+45250Hz=48dB
48dB+51500Hz=53dB
53+581000Hz=59dB
59+632000Hz=65dB
以降は差が10dB以上なので、合計には影響しません。
・対策後
2963Hz+36125Hz=37dB
37+35250Hz=39dB
39+41500Hz=43dB
43+411000Hz=45dB
45+382000Hz=46dB
以降は差が10dB以上なので、合計には影響しません。
以上から、対策の前後では騒音レベルが19dB減少しました。
解答.
3
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