R5騒音・振動

R5 騒音・振動概論 問12

ぱっと読める目次
  1. 問題
  2. 難易度
  3. 解説

問題

聴力検査に関する記述として,誤っているものはどれか。

(1) 聴力検査に使用される機器は,オージオメータと呼ばれる。

(2) 聴覚閾値レベルは,個々の人の最小可聴値から正常耳の基準最小可聴値を引いた値で表される。

(3) 聴力レベルのマイナスの値は,聴力が低下していることを意味する。

(4) 聴力検査には,気導聴力検査と骨導聴力検査がある。

(5) 一般的な気導純音聴力検査では,125 Hz から 8000 Hz までのオクターブ間隔の周波数で検査する。

難易度

学習の進み具合によっては知っている事項、または管理者とは別の勉強で知っている人は分かる内容であり、安定して解ければ合格率が高まる問題

解説

以下の図は、令和4年概論問10に記載された最小可聴値と等ラウドネスレベルのグラフです。

同じ曲線上であれば、同じ大きさに聞こえることを示しています。つまり、周波数が小さいほど大きな音圧になるため、聞こえにくいことを示しています。

このグラフの最小可聴値について、4000Hz前後で音圧レベルがマイナスになっています。

基準音圧よりも小さい音であれば、音圧レベルの定義から、レベルがマイナスになることもあります。

L(dB)=20 log p/p0

  • p:音圧(Pa)
  • p0:基準音圧(Pa)=2×10-5Pa

聞こえる一番小さな音がより小さいことになるので、聴力は向上していると言えます。

 


解答.

3


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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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