R5 騒音・振動概論 問24
問題
鉛直方向の正弦振動と水平方向の正弦振動を測定したところ,振動加速度レベルは同じ数値であったが,振動レベルについては水平方向のほうが大きかった。この正弦振動の振動数(Hz)に当てはまるものはどれか。
(1) 2
(2) 4
(3) 8
(4) 16
(5) 31.5
難易度
◯
知識として知っておくべき事項、または一般常識だけで解ける内容であるため、必ず正解しておきたい問題
解説
法律の規制値等に適用されている振動レベルは、振動加速度レベルを周波数(振動数)ごとに感覚補正したものになります。
感覚補正値は、以下の表のとおりです。
|
周波数(Hz) |
1 |
2 |
4 |
8 |
16 |
31.5 |
63 |
|
鉛直方向の補正値(dB) |
-6 |
-3 |
0 |
-1 |
-6 |
-12 |
-18 |
|
水平方向の補正値(dB) |
3 |
2 |
-3 |
-9 |
-15 |
-21 |
-27 |
この表から、2Hzまでは水平方向より鉛直方向の方が小さくなり、4Hz以上は鉛直方向の方が大きくなります。
問題文では、振動加速度レベルが同じとありますので、補正前のレベルは同じであることがわかります。
問われている振動レベルは感覚補正したものになりますので、鉛直方向より水平方向の方が大きい周波数は2Hzとなります。
計算問題を強化したい方にオススメ
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解答.
1
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R5 騒音・振動概論 問25問題
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(2) ...
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R5 騒音・振動概論https://pierre-usagi.com/kougai-r5-souon-shindou-gairon-1/
https:...
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初めまして、コメント失礼します。
このような問題ですが、感覚補正値はある程度暗記しておかなければならないのでしょうか?
お忙しいところ大変恐縮ではございますが、お手すきの際にご回答いただけますと幸いです。
ご質問ありがとうございます!
結論から申し上げますと、「鉛直方向」の感覚補正値については「100%丸暗記」が必須です。
また、合格をより確実にするためには「水平方向」の補正値も併せて覚えておくことを強くおすすめします。
「なぜ暗記が必要なのか」という理由と、試験会場で一瞬で表を書き出せるようになる「暗記テクニック」を分かりやすく解説します。
1. なぜ感覚補正値を暗記しなければならないのか?
公害防止管理者試験(特に「特論」の後半にある防振対策の計算問題など)では、問題文に周波数ごとの補正値(-6 dBや-12 dBなど)が一切与えられない状態で出題されることがほとんどだからです。
問題では「オクターブバンドの振動加速度レベルが与えられ、防振対策後の振動レベル(補正後のデシベル和)を求めよ」といった形式で出題されます。
このとき、自分で各周波数の補正値を適用して「振動レベル」を算出しなければならないため、数値を暗記していないと計算のスタートラインにすら立てなくなってしまいます。
2. スッキリ覚えられる!「暗記テクニック」
丸暗記しようとすると数字の羅列に圧倒されてしまいますが、規則性と語呂合わせを使えば、誰でも簡単に覚えられます。
まず、対象となる中心周波数は共通して 「1、2、4、8、16、31.5、63 (Hz)」 の7つです。
これを前提として、以下の語呂合わせを声に出して覚えましょう。
鉛直方向の補正値:【必ず暗記!】
周波数(Hz): 1 ➡ 2 ➡ 4 ➡ 8 ➡ 16 ➡ 31.5 ➡ 63
補正値(dB): -6 ➡ -3 ➡ 0 ➡ -1 ➡ -6 ➡ -12 ➡ -18
覚え方:『6・3・ゼロ・1、あとは6の倍数』
【ポイント】
人間は「4Hz」の縦揺れを最も強く感じるため、4Hzの補正値が基準の「0 dB」になります。
そこから周波数が離れるにつれてマイナス(感じにくく)なっていきます。
後半の16Hz以降は「-6, -12, -18」と、綺麗に6の倍数ずつマイナスが大きくなっていくのが特徴です。
水平方向の補正値:【覚えると超強力な武器に!】
周波数(Hz): 1 ➡ 2 ➡ 4 ➡ 8 ➡ 16 ➡ 31.5 ➡ 63
補正値(dB): +3 ➡ +2 ➡ -3 ➡ -9 ➡ -15 ➡ -21 ➡ -27
覚え方:『3・2・3・9、あとは6ずつ引く』
【ポイント】
水平方向のポイントは、「1Hzと2Hzの補正値がプラス(+3 dB, +2 dB)である」という点です。
ここが非常に珍しいため、試験での引っ掛けとしてよく狙われます。
4Hz以降は鉛直方向と同様に「-3から、6ずつマイナス」を引いていくだけです。
3. 感覚補正値を覚えていると、計算不要で「秒殺」できる問題も!
ご質問にあった「令和5年 騒音振動概論 問24」が、まさにこの知識だけで一瞬で解ける典型的な例です。
【令和5年 概論 問24(概要)】
「鉛直と水平の振動加速度レベル(補正前)は同じだったが、振動レベル(補正後)を比べたら水平方向のほうが大きかった。この正弦振動の周波数はどれか?」
この問題は、覚えた補正値を思い浮かべて「鉛直の補正値 < 水平の補正値」になっている周波数を探すだけです。
1Hz: 鉛直(-6 dB) < 水平(+3 dB) ➡ 水平の勝ち!
2Hz: 鉛直(-3 dB) < 水平(+2 dB) ➡ 水平の勝ち!
4Hz: 鉛直(0 dB) > 水平(-3 dB) ➡ 鉛直の勝ち
8Hz: 鉛直(-1 dB) > 水平(-9 dB) ➡ 鉛直の勝ち
選択肢の中で「水平の方が大きくなる」周波数は「2 Hz」(選択肢1)しかありません。
このように、数値を暗記していれば、一切の計算をせずに一瞬で1点をもぎ取ることができます。
まとめ
試験本番では、問題用紙が配られて「始めてください」の合図があったら、忘れないうちに問題冊子の余白にこの2つの補正値の表をササッと手書きでメモしてしまうことをおすすめします。
一度書いてしまえば、その後に計算問題や知識問題が出てきても、焦らずに表を見ながら確実に解くことができます。
暗記は少し大変に感じるかもしれませんが、覚えてしまえば確実に得点できる「大サービス問題」に変わります。
ぜひ、この語呂合わせを呪文のように唱えてマスターしてください!
とてもご丁寧にありがとうございます!
頑張ります!