R5騒音・振動

R5 騒音・振動特論 問25

ぱっと読める目次
  1. 問題
  2. 難易度
  3. 解説

問題

振動規制法に従って,以下の方法で振動レベルを求めた。正しいものはどれか。

⑴ 測定器の指示値の変動が 3 dB 以上であったので,測定値の時間平均振動レベルとした。

⑵ 測定器の指示値が周期的に変動していたので,その変動ごとの指示値の最大値の中央値とした。

⑶ 測定器の指示値が間欠的に変動し,その指示値の最大値がおおむね一定であったので,その変動ごとの指示値の最大値の平均値とした。

⑷ 測定器の指示値が間欠的に変動し,その指示値の最大値が一定でなかったので,その変動ごとの指示値の最大値の 80 パーセントレンジの上端の数値とした。

⑸ 測定器の指示値が不規則かつ大幅に変動していたので, 1 秒間隔,100 個の測定値の 80 パーセントレンジの上端の数値とした。

難易度

知識として知っておくべき事項、または一般常識だけで解ける内容であるため、必ず正解しておきたい問題

解説

振動の大きさの決定は、次のとおりとなります。

  1. 測定器の指示値が変動せず、又は変動が少ない場合は、その指示値とします。
  2. 測定器の指示値が周期的又は間欠的に変動する場合は、その変動ごとの指示値の最大値の平均とします。
  3. 測定器の指示値が不規則かつ大幅に変動する場合は、5秒間隔100個又はこれに準ず る間隔、個数の測定値の80%レンジの上端の数値とします。

選択肢の状態は、以下のように考えられます。

(1)

変動が大きいので、③の方法で測定します。

(2)

周期的な変動なので、②の変動ごとの指示値の最大値の中央値ではなく平均とします。

(3)

間欠的な変動なので、②の方法で測定します。

(4)

間欠的な変動なので、②の方法で測定します。

(5)

測定器の指示値が不規則かつ大幅に変動していたので、1秒ではなく5秒間隔、100 個の測定値の 80 パーセントレンジの上端の数値とします。

 


解答.

3


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