R3公害総論

R3 公害総論 問10

問題

公共用水域の水質汚濁の現状に関する記述として,誤っているものはどれか(環境省平成 30 年度公共用水域水質測定結果による)。

(1) 海域では,健康項目の環境基準を超過した地点はなかった。

(2) 河川,湖沼,海域のうち,健康項目の環境基準達成率が最も低いのは河川であった。

(3) 環境基準を超過した地点数が最も多かった健康項目は,硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素であった。

(4) PCB に関しては,平成 29 年度及び平成 30 年度ともに,環境基準を超過した地点はなかった。

(5) カドミウム,鉛,六価クロム,ひ素,総水銀のうち,環境基準を超過した地点数が最も多かった健康項目は,ひ素であった。

解説

公共用水域の環境基準について、超過地点数が最も多い健康項目はひ素で、ここ数年は同じような傾向が続いています。

ひ素は猛毒なイメージがありますが、海水など割と自然界にはありふれた物質です。

同じ理由で、ふっ素もよくある物質なので、超過がみられる物質となります。

一方、地下水の超過地点数が最も多い物質が硝酸性窒素亜硝酸性窒素となります。

これは、肥料に含まれる窒素成分が地下浸透することによると推測されています。

 


解答.

3


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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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