H29騒音・振動

H29 騒音・振動特論 問1

問題

下図のような送風機の運転に伴って発生する音に関する記述として,誤っているものはどれか。

⑴ 空気伝搬音は,翼の回転により送風機ケーシング内に発生し,ダクト内の空気中を伝搬して放射される音である。

⑵ 一次固体音は,送風機の機械的・流体的振動が基礎を直接通って床などに伝わり,その振動によって空気中に放射される音である。

⑶ 二次固体音は,ケーシング内の音波がケーシング及びダクト壁を振動させて,空気中に放射される音である。

⑷ ダクトの空気伝搬音の対策には,消音器が用いられる。

⑸ 一次固体音の対策には,振動を絶縁するために制振材料が用いられる。

解説

振動絶縁は、振動発生源と構造体の間にばねを用いて行われるものをいいます。

制振材料は、振動発生源にゴムや樹脂を張り付けて、振動を熱エネルギーに変えて騒音を抑えるものです。

つまり、問題文(5)の制振材料は、振動絶縁には用いられません。

解答 5

 

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H29 騒音・振動特論 問2問題 下図のようにダクトの断面積が S1,S2(m2)に変化し,膨張部の長さがl(m)の膨張形消音器がある。その伝達損失が最大となる周...

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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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