問題
下図のように,十分に長い遮音塀の垂直断面上に,点音源と受音点 ア~オがある。塀による減音量がすべての周波数で5dBとなる受音点はどれか。ただし,塀からの透過及び地表面からの反射の影響はないものとする。
⑴ ア
⑵ イ
⑶ ウ
⑷ エ
⑸ オ
解説
遮音壁による減音量と周波数には、以下のような関係式があります。
R=10logN+13 (1≦N)
R=5+8√(N) (0<N<1)
R=5-8√(N) (-0.36≦N<0)
Nはフレネル数と呼ばれ、経路差を半波長で割った数値としています。
減音量が全ての周波数で5dBとなるためには、2番目か3番目の式でN=0となる時です。
つまり、経路差が0になるときなので、音源と受音点を直線で結んだ(イ)が正解となります。
解答 2
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