R1騒音・振動

R1 騒音・振動概論 問13

問題

下表は、ある工場従業員の聴力測定結果であるが、1000Hz及び4000Hzの欄が汚損して値を読み取れなくなってしまった。四分法平均聴力レベルが15dB、新四分法平均聴力レベルが20dBであったとき、1000Hz及び4000Hzの聴覚閾値レベル(dB)の組合せとして、正しいものはどれか。 ここで、四分法平均聴力レベルは身体障害者福祉法で用いられる通常の評価法であり、新四分法平均聴力レベルは日本聴覚医学会が推奨する新評価法である。

周波数(Hz) 125 250 500 1000 2000 4000 8000
聴覚閾値レベル(dB) 15 10 10 20 20

1000Hz 4000Hz
⑴ 5  45
⑵ 10  40
⑶ 15  35
⑷ 20  30
⑸ 25  25

解説

500Hz、1000Hz、2000Hz、4000HzをそれぞれA、B、C、Dとしたとき、それぞれ以下のように計算します。

・四分法平均聴力レベル (A+2B+C)/4

・新四分法平均聴力レベル (A+B+C+D)/4

問題文にはありませんが、他にもこのようなものがあるので、ついでに覚えておきましょう。

・三分法平均聴力レベル (A+B+C)/3

・六分法平均聴力レベル (A+2B+2C+D)/6

正解.3

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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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