問題
「騒音障害防止のためのガイドライン」(労働省,1992(平成 4 )年 10 月 1 日,基発第 546 号)及びその「解説」における健康診断等に関する記述として,誤っているものはどれか。
⑴ 事業者は,騒音作業に常時従事する労働者に対し,その雇入れの際又は当該業務への配置替えの際に,医師による健康診断(雇入時等健康診断)を行う。
⑵ 雇入時等健康診断では,オージオメータによる 250,500,1000,2000,4000,8000 Hz における聴力の検査を行う。
⑶ 事業者は,騒音作業に常時従事する労働者に対し, 6 か月以内ごとに 1 回,定期に,医師による健康診断(定期健康診断)を行う。
⑷ 定期健康診断では,オージオメータによる 1000 Hz 及び 2000 Hz における選別聴力検査を行う。
⑸ 選別聴力検査の結果,所見のあった者に対して所定の気導純音聴力レベルの測定を行った場合には,会話音域の聴き取り能力の程度を把握するため,次式により 3 分法平均聴力レベルを求めて記載しておく。
3 分法平均聴力レベル =(A + B + C)× 1/3
A:500 Hz の聴力レベル
B:1000 Hz の聴力レベル
C:2000 Hz の聴力レベル
解説
定期健康診断の聴力検査では、1000Hzと4000Hzが使用されています。
難聴が起こり始める周波数は4000Hz(C5dip)であることは頻出事項です。
健診のことは知らなくても、設問に4000Hzが入っていないことで、誤っていることを推測できます。
解答 4
次の問題だよ~♪
R2 騒音・振動概論 問13問題
騒音の影響に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
⑴ 学校の授業では,算数・数学,国語読解など,思考・判断の必要な...
前の問題だよ~♪
R2 騒音・振動概論 問11問題
音声の明瞭度(めいりょうど)に関する記述中,(ア)~(エ)の中に挿入すべき語句の組合せとして,正しいものはどれか。
騒音の...
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