問題
次の1/3オクターブバンドノイズのうち、音の大きさが最も小さいものはどれ か。
⑴ 中心周波数250Hz、音圧レベル50dB
⑵ 中心周波数250Hz、騒音レベル50dB
⑶ 中心周波数1000Hz、騒音レベル50dB
⑷ 中心周波数1000Hz、音圧レベル50dB
⑸ 中心周波数4000Hz、騒音レベル50dB
解説
音の大きさとは、感覚的にどれくらい大きいかの指標であり、単位はソーン(sone)です。
Ls=33.2logS+40
- Ls:音の大きさレベル(phon)
- S:音の大きさ(sone)
この式から、音の大きさレベル(phon)が大きいほど音の大きさ(sone)も大きいことがわかります。
音の大きさ(sone)は、音圧レベルが40dB1000Hzを1soneと定義され、周波数ごとに音の大きさレベル(phon)が同じ曲線を等ラウドネス曲線と呼びます。
等ラウドネス曲線は縦軸が音圧レベル(dB)、横軸が周波数となっており、縦軸を逆にしたものがほぼA特性補正になります。
つまり、音圧レベルをA特性補正した騒音レベルが音の大きさレベル(phon)に近くなることから、騒音レベルを比較することで音の大きさを比較することになります。
周波数 | 63 | 125 | 250 | 500 | 1000 | 2000 | 4000 | 8000 |
補正値(dB) | -26 | -16 | -9 | 3 | 0 | +1 | +1 | -1 |
⑴ 中心周波数250Hz、音圧レベル50dB→騒音レベル41dB
⑵ 中心周波数250Hz、騒音レベル50dB
⑶ 中心周波数1000Hz、騒音レベル50dB
⑷ 中心周波数1000Hz、音圧レベル50dB→騒音レベル50dB
⑸ 中心周波数4000Hz、騒音レベル50dB
以上から、(1)の騒音レベルが一番小さいので、音の大きさも一番小さいことがわかります。
計算問題を強化したい方にオススメ

正解.1
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R1 騒音・振動概論 問10
の解説が間違っているのではないでしょうか?
⑵ 中心周波数250Hz、騒音レベル50dB→音圧レベル59dB
(正)50-9=41db
⑸ 中心周波数4000Hz、騒音レベル50dB→音圧レベル49dB
(正)50+1=51db
ご指摘ありがとうございます✨
音圧レベルをA特性で補正すると騒音レベルになります。
この問題は、騒音レベル→音圧レベルなので、その逆を聞かれています。
なので、A特性補正と逆の計算で合ってると思いますよ
音圧レベルより騒音レベルが大きいのは違うのではないでしょうか?
A特性補正では、2000Hzと4000Hzのとき以外は、音圧レベルが騒音レベルより大きくなります。
お問い合わせの問題でも、そのように計算していると思います✨
たしかに。。
ただ計算結果が数値的に分かりにくいので
騒音レベルに合わせるとより顕著になり分かりやすいかなとも思っただけでした。
すみません
音の大きさを正確に求めるには、ラウドネス(ソーン)で比較する必要があります。
詳しくは、下の問題を見てください❗
https://pierre-usagi.com/kougai-h28-souon-shindou-gairon-10/
ラウドネスを求めるためには音圧レベルが必要なので、解説でも音圧レベルを比較しています。
ただ、ラウドネスの公式は頻出ではないので、知らなくても何とかなると思いますよ